サンスベリアの植付② プラ鉢:スリットポット

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今回はスリットポットに植えていきます。

最近はプレステラも150、180と大きいものが販売されたので出番が少なくなりましたが

プレステラの120や180は少し柔らかいとか、プレステラのサイドにある切れ目(タグを刺す穴?)が地味にランナーが出やすくて困るので、意外とこちらの方が使いやすいような気もします。

ただ、鉢底スリットが広いため小粒は漏れるのでゴロが必要になるのは痛いです。

 

今回は群生のアルーシャを植えていきます。

今回は根がなく自立できないので、この芋のくびれ部分に針金を掛けて固定していきます。

 

スリットポットに針金を仕込んでいきます。

サンスベリアが固定できればいいので正解はないですが、プラポットは脚がないので下を倒すと鉢のバランスが悪くなるので横を通しています。

今回の針金はアルミの1.5mmです。

 

スリット部分から小粒が漏れるので、中粒程度のゴロを入れていきます。

今回は硬質赤玉土(二本線)中粒です。

意外と高さが必要なので軽石だと乾きやすくなります。

 

サンスベリアをセットして高さを合わせます。

 

針金を結んでサンスベリアを固定します。

固定できれば何でもいいので、サンスベリアをぐるぐる巻きにしたりしてもよいです。

その場合は太めのアルミ線の方が良いです。

キツく結ぶ場合は、樹木の根と違いサンスベリアは柔らかく傷つきやすいので、熱帯魚用のエアチューブなんかを針金に通して養生してあげるといいです。

 

固定できたら用土を入れます。

今回はほどほどの大きさの鉢なので微塵の富士砂を抜いています。

 

サンスベリアを針金で止めることはほぼないのと、根付いたら針金を切っても良いので、お店では目立つように針金を立たせています。

盆栽なんかでは針金で止めるのが当たり前なのと、こんなやり方したら誰かが手入れするときに怪我すると怒られますのでご注意を。

 

葉の隙間に土が入った場合は精密ピンセットが便利です。

 

最後に水やり(土洗い)をして水が透明になったら終わりです。