サンスベリアと鉢(Black Rose v)

サンスベリア紹介

D.Black Rose 黄斑

裾広蘭鉢(岩石肌?)

 

専門用語っぽいオリジナル言語を使ったりするので、初回より読んでいくことをおすすめします。

 

◻︎◼︎品種説明◻︎◼︎

D.Black Rose (Hybrid)

葉幅は広く,厚みは薄い。

葉柄は紺地にさらに強い横縞(バンド)が入る。

葉形は大きく,長くなるとなると捻りが入るが小さいうちは入りにくい。

また葉縁は縁取りがあり,波打つ入る。

タイの何人かに聞いたが,タイで作出されたであろう交雑種のよう(一人インドの作出の可能性も示唆)(大型個体は放射形に倒れる性質と捻りのある葉からkirkii × trifasciataの交雑種っぽさを感じる)

またインドネシアに渡り,改良,増やされた個体をインドネシアクローンと呼び、そちらは別交雑種Sky Lineと近い柔らかさと,筒状に詰まった感じがする。

 

◻︎◼︎個体説明◻︎◼︎

まずは目につく見事な斑の面積。葉の3/4程を黄斑が占め、紺地との対照が派手で美しい。

また次模様にも繊細な縞斑が入っているため、地模様のバンドと相まって地の美しさも引き立っていると思う。

葉形もお手本のように捻りと葉縁になだらかな波が入っているので見本株としてこれ以上ない株だと思う。

新芽は斑の量が多くなりそうだが、上記の理由からやはり地模様があったほうが引き立つと思うので今後の生育に期待。

 

◻︎◼︎鉢説明◻︎◼︎

Black Roseは日本園芸的にはハランのようなイメージがあったのでハランに似合いそうな鉢を探しに行った。

ただこれは私がハランをよく知らないためでもあり、そもそもハランの仕立て方ってなんだ?

足付きの蘭鉢も微妙に似合いそうにないな、と思っていたそんな中でこの鉢を見つけた。

裾広の足が、足付きよりすっきり見えて、高さも寒蘭鉢よりも低く、万年青鉢より高い。

おそらく釉薬は薄い気がするので岩石肌のゴツゴツもあり、楽焼鉢よりも呼吸しそうな気がする。

 

植えてみたらとてもイメージ通りに仕上がり、大満足。

蘭鉢って似合わないのでは?と思っていたが何気にサンスベリアに似合うのかもしれない。

特に大型個体は幅を取り邪魔になるので、高さを出して他の株と接触させない使い方もできる。

 

この日記をどれだけの人が見てくれて、鉢に興味を持ってくれるかはわからないけど、気になる方はネット販売もやっているようなのでお問い合わせいただければ販売店を教えます。(この鉢は在庫残ってるかはわからないですが)

次行ったときにリンクを貼ってもよいか聞いてみます。

 

 

なんかこの日記を書いていると学生の頃の卒業研究を思い出しますね。

余談ですが私は屋上緑化の木々が受ける風の影響とそれが建物に与える影響の研究をしていました。

 

それではよいサンスベリアライフを